マジンガーZ INFINITY
2017公開
2021.1 WOWOWにて鑑賞
70年代の搭乗タイプのロボットアニメとしての草分けがこの「マジンガーZ」です。
子供の頃見ていたはずなんですが、「超合金」とかヘリみたいなのが頭部にプラグインして起動する、くらいしか記憶に残ってません。永井豪作品だから、今見たら強烈なシーンがいっぱいあるのでしょうね。
その伝説的作品が、2017年に新作劇場版アニメとしてリバイバル。実写化ではなく、新作アニメです。
主人公の兜甲児が宿敵Dr.ヘルと、マジンガーZで戦い、マジンガーZの無双により世界を滅亡から救い、最後にはヒロインの弓さやかと結婚してめでたしめでたし、というストーリー。
永井豪原作ながら、そんなに強烈なシーンはなく、お色気もほどほどなので、お子様も安心して楽しめます。
日産とvaioが協賛で劇中にも度々登場しますが、セレナとかリーフとかvaioノートとかスマホが昭和なブラウン管テレビと同居しているのが何ともおかしい。設定は原作の10年後だから昭和でいいんですけどね。
そんなにスピリチュアル的ではないように見えますが、意外に世界観はスピリチュアル。
キーワードは「平行世界」
マトリックスと同じく、この世界というか宇宙は1つではない。むしろ、今我々が生きている宇宙こそが仮想現実なのではないのか?
目に見えている3次元は、クローン界。
その証拠に、人間同士は常に争い、平和などただの理想論でしかない。
この世界、人類は存在するに値しないのか?
地球はこの低次元な世界に次元を低下させられ、そこから次元上昇を果たすアセンションが今まさに始まると言われています。
本作品では、そのカギとなるのがアンドロイドである「リサ」。TV版にはなかったオリジナルキャラクターらしい。綾波レイに見えて仕方がない。声優は上坂すみれさん。
賛否両論のようですが、私は気に入ってます。
マトリックスみたいにプラグインしてデータを読み書きしています。
アンドロイドがカギという時点で3次元的な気もしますが。。。
そのリサは、兜甲児の娘が現世に転生してきたものか?というような描写がありました。未来が先で今が後?
時空が逆回転しているかのようですが、そもそも時間軸とは一直線ではないらしい。つまり、未来が先で今が後ということ。
世界の全てのエネルギーをマジンガーZに集中させる、エヴァンゲリオンのヤシマ作戦のような描写も出てきます。ここで56億7千万のキーワードも出てきます。
まるで、世界中の人々の意識の向上が、地球の次元上昇をもたらすかのようです。これ、2020年12月21日にも言われていましたよね?
こんな感じで、転生、平行世界、時空など、スピリチュアル的にも要素が散りばめられつつ、王道のヒーローロボット無双を楽しみ、愛で締めくくるという、気軽に楽しめてなかなか奥深い作品でした。
スピリチュアルに関心ある方もぜひ見てみてくださいね。
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